鳩山辞意表明 街の声厳しく「リーダーシップない」(産経新聞)

 「結果が出せず、辞めて当然」「リーダーシップが感じられなかった」。2日に退陣表明をした鳩山由紀夫首相に対し、有権者や識者からは厳しい反応が寄せられた。

 首相は両院議員総会で子ども手当や高校無償化などを実績として振り返った。

 「生活者の視点にたった政策をしていた。退陣はもったいない」(京都府長岡京市の60歳の女性会社員)「事業仕分けなど、自民党にはできなかったことをやってきていた」(京都市中京区の建設コンサルタント会社員)と評価する声もあったが、少数派だった。

 兵庫県西宮市夙川の飲食店経営、藤井大樹さん(36)は「当然退陣すべきだ。そもそもマニフェストが現実的ではないし、あまり考えのない内容だったと思う。子ども手当も、もらえるならもらうが社会全体の景気を考えて、お金を回転させるしくみを考えるべきだった」。和歌山市の主婦、上甲ひとみさん(55)も「子ども手当や高校無償化は結局、国の借金でまかなうわけで、未来にツケを残してしまい、子供たちのためにはならない」と批判した。

 首相のリーダーシップの欠如を指摘する声も聞かれた。

 兵庫県西脇市堀町の大学4年生、岡田智之さん(21)は「首相にリーダーシップがないために、政権与党内でも意見がバラバラになり混乱が生じた。温厚そうな人柄は評価するが、流されてばかりで結果を出していない」。大阪市東住吉区湯里の無職、角戸雄一さん(57)は「金の問題があった2人が辞めるのは当然。鳩山首相はまったくリーダーシップを感じられなかった」と話す。

 米軍普天間飛行場の移設問題などでの迷走は、国民に政治不信を植え付けた。

 滋賀県草津市木川町の主婦、吉岡美佐子さん(62)は「基地問題など約束を守らないのはふがいない。でも、上だけ代えても意味がない。政治家は、目先の参院選にこだわるのではなく、団結して経済不況や基地などの問題に取り組まなければならない時期ではないか。本当に困っているのは国民だ」と話した。

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